Contact Form 7 プラグインで作った「お問い合わせ」の見た目を CSS で直しました。
Contact Form 7 は CSS で見た目を直すのが標準
「お問い合わせ」フォーム等の入力用フォームを簡単に作る事の出来るプラグインが Contact Form 7 です。
多言語用 プラグインの Bogo も開発されている方です。
日本では「お問い合わせ」フォーム作成のデファクトスタンダードと言えるプラグインでしょう。また reCAPTCHA を使用するプラグインとして使っている方も多いでしょう。
このプラグインの見た目は、作者の方自らが「 CSS で直してください」と言われています。
Contact Form 7 はスタイル指定のためのカスタマイズ機能を提供しません。CSS のスタイルシートを編集するのがコンタクトフォームにスタイルを適用する最善の方法です。
との事ですので、CSS で見た目を直しました。
変更後の CSS
標準の入力欄は文字サイズに対する padding が無く窮屈に見えます。少し余裕を持たせた丸みを持った見た目に直しました。

子テーマの style.css に記載する内容です。
/* 20250224 Contact Form 7 CSS customize */
.wpcf7 input[type="text"],
.wpcf7 input[type="email"],
.wpcf7 textarea {
font-size: var(--wp--preset--font-size--large);
width: 80%;
border-radius: 10px;
padding: 10px 10px;
border: 1px solid #516028;
margin-top: 5px;
margin-bottom: 20px;
background-color: #ffffff; /* 白 */
resize:none;
}
.wpcf7 input[type="text"]:focus,
.wpcf7 input[type="email"]:focus,
.wpcf7 textarea:focus {
border:2px solid #516028;
}
.wpcf7 input[type="text"]::placeholder,
.wpcf7 input[type="email"]::placeholder,
.wpcf7 textarea::placeholder {
color: #c3c3c3; /* light gray */
}
.wpcf7 input[type="submit"] {
font-size: var(--wp--preset--font-size--large);
border-radius: 10px;
padding: 10px 20px;
background-color: #516028;
color: white;
cursor: pointer;
border: 1px solid #516028;
}
.wpcf7 input[type="submit"]:hover {
color: #516028;
background-color: #dae7bd;
}
.wpcf7 span.wpcf7-not-valid-tip {
width: 80%;
}
.wpcf7 div.wpcf7-response-output {
width: 80%;
}
style.css簡単に内容を説明します。
- 2~14行目 : 入力部分の見た目を修正
- 15~19行目 : 選択時に枠線を太くする
- 20~24行目 : 入力前に表示する文字列の色を薄いグレーに
- 25~37行目 : 「送信」ボタンの見た目変更、hover で反転
- 38~43行目 : エラーメッセージ用
これで見た目が上の画像の様になります。
プレースホルダーテキストの追加
Contact Form 7 の設定で、各フォームにプレースホルダーを設定できます。プレースホルダーとは文字を入力するまでの間に表示させる仮の文字列の事です。
<label> 氏名
[text* your-name autocomplete:name placeholder "お名前"] </label>
<label> メールアドレス
[email* your-email autocomplete:email placeholder "E-mail アドレス"] </label>
<label> 題名
[text* your-subject placeholder "題名"] </label>
<label> メッセージ本文 (任意)
[textarea your-message placeholder "本文はこちらにお書き下さい"] </label>
[submit "送信"]
Form placeholder を設定すると、その後の文字列がプレースホルダーテキストになります。薄いグレーにして目立たないようにしています。
多言語ページ用の修正
Contact Form 7 プラグインの編集の中に「メッセージ」という、様々な状況で表示されるメッセージ一覧があります。
このサイトは多言語化しており、各言語用に「お問い合わせ」フォームを作っています。そのメッセージも全て各言語に直しました。これでエラー含めて全て各言語で表示されます。
Contact Form 7 の注記
Contact Form 7 プラグインの設定ページの上部にメッセージが表示されています。
reCAPTCHA ユーザーの方はご注意ください: Google はすべての reCAPTCHA ユーザーを reCAPTCHA Enterprise に移行させる計画を表明しています。
次期バージョンでは reCAPTCHA を Google Cloud 版に対応する事が書かれています。また、reCAPTCHA 以外の選択肢として、Cloudflare の Turnstile に対応する事がアナウンスされています。
上記の図は既に Turnstile を適用した状態です。こちらについては別途記事にします。
結び
Contact Form 7 で作成した「お問い合わせ」の見た目を CSS で直しました。文字と枠の間に余裕を持たせて、角に丸みを付けました。
同じ方法でコメント投稿欄も直しました。
スマホではフッタメニューから「お問い合わせ」フォームに行くことができます。お問い合わせはこのフォームからお願いします。
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